無駄に生きるか、何のために死ぬか。おまえ自身で決めろ。
新宿駅改札内にはたくさんの広告が貼られている。
題の台詞は映画『ランボー』の広告のキャッチコピーだ。
初めて見たとき、思わず足を止めて見入ってしまった。
無駄に生きる…
自分は何のために生きているのだろうか?
朝っぱらから不図そういう事を考えてしまった。
生きる事自体に意味なんてないかもしれない。
でも、『意味のない人生』に意味を与える事が出来るのは自分だけだ。
人生に意味を与えるかどうか、決めるのは自分だ。
今までの人生を振り返ると、あまりにも多くの時間を無駄に過ごしてきてしまったと思う。
…
高校生のころ、親戚のおじさんが亡くなって、火葬場に行った事がある。
炉を前にして、てっきり理科室にある人骨模型のようになって出てくるのだと思っていたが
炉から出てきたのは殆ど原型が分からないほど粉々に、灰になったおじさんの姿だった。
大腿骨付近に生前手術したのであろう、金属のボトルが埋め込まれていた。
頭蓋骨は完全に燃えて無くなっていた。
その時、結局人間は最終的にこうなってしまうんだと、悟った…とまではいかないものの、何だか物凄く儚い思いをした。
…
…と
その当時の記憶を鮮明に思い出した。
無駄に生きるか、何のために死ぬか、
この世に生まれた瞬間、絶対に誰も逆らえない宿命
『死』
自分の親しい人、家族、恋人、友人、
彼らが死ぬところをリアルに想像してみると、いま自分がどう行動し、何を成すべきか、朧げだったものが次第にハッキリ見えてくる。
無駄に生きる人生にはしたくない。
何のために死ぬか、常に意識して行動するようにしようと思う。
P,S
でも、どこかの哲学者がこう言ってたっけ
『無駄な事がない人生というのは、無駄な人生である。』
…レベルが高すぎて今の自分にはよく分かりません。。。
もっと高みに上りたいな。