笑顔でナイスに
人付き合いにおいて、笑顔を持って接する事は本当に重要だと思う。
「相手は自分を映し出す鏡だ」というのはよく聞くが、まったくもってその通りで、やってみるとその効果の程がよく分かる。
人間は社会的な動物だから、相手の存在を認め、自分を認めてもらいたい衝動を持っている。
お互いをより分かり合おうと、双方(の空気的な物?)が寄り添うような対応を取ろうとし、それによって相手の存在・自分の存在を認識し合おうとする。
人間が相手と同調しようとする傾向を持つのは、ほぼ本能といっても過言ではないと思う。
自己中な人も、誰かから褒められると喜ぶのは、周りの人に自分に対しての理解を求めたということであり、本質的には社会的な人間である証拠ともいえるのではないだろうか。(…中には真の自己中もいるでしょうが)
そこで笑顔は重要な役割を果たしてくれる。
笑顔は本来、嬉しい時・楽しい時などポジティブな結果を伴う行動を取ったり、そのような事象が起こったりした時、
表情として表現する、一種のボディランゲージ的なモノだ。
ニコニコしている人がいて
「何かいい事でもあったの?」
と、その人に尋ねている人は、殆ど間違いなく笑顔だ。
笑顔が表現される前の段階には何かしらの「いいこと」があったという思い込み、暗黙の前提を、ほぼ全ての人は持っている。
そしてそれに同調しようとする。
A「やぁ。おはよ。( ´∀`)」←笑顔
B「凄く笑顔だね?何かいい事でもあったの?( ´∀`) 」←聞く側も笑顔に
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いい事があってこその笑顔じゃなくて
笑顔でいりゃいい事があると思えたら
それがいい事の序章です。
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Aさんの笑顔にBさんも同調して笑顔になった。
Aさんに特別いい事があったわけではなかったとしたら、BさんはAさんのスマイル効果によって笑顔になったわけだ。
だから例え…いや、むしろ初対面、面識の全くない、すれ違うだけの人、一生に一度しか会わないであろう人…に対してこそ、笑顔でナイスに接したい。